テキストとボイスメッセージを理解するAI(人工知能)を利用したトラベルアシスタントボットのEddy Travels(エディトラベルズ)は、リトアニアのTechstars Toronto、Practica Capital、Open Circle CapitalのVCファンドがリードし、アメリカ、カナダ、イギリスのエンジェル投資家らが参加した約50万ドル(約5500万円)のプレシードラウンドを終了した。
2018年11月にローンチしたEddy Travelsは、全世界で10万人以上のユーザーがいるという。
旅行者はEddy Travelsボットに音声やテキストメッセージを送ることで、最適なフライトのためのパーソナライズされた提案を受けられる。使いやすさのおかげで、現在は月間4万回のフライト検索が行われている。これは主要な旅行ポータルと比べると少ないがFacebook Messenger、WhatsApp、Telegram、Rakuten Viber、Line、Slackなどのチャットアプリで利用できるボットとしては悪くない。
チームは現在、宿泊施設、レンタカー、その他の旅行サービスへの拡大を目指している。Eddy Travelsの検索は、SkyscannerとEmirates Airlineとの提携によって動作している。
Eddy Travelsの創設者はリトアニア出身のEdmundas Balcikonis(エドマンダス・バルシコニス)氏、Pranas Kiziela(プラナス・キジエラ)氏、Adomas Baltagalvis(アダム・ホワイトヘッド)氏で、本社はカナダのトロントにある。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)