WSJの報道によると、AirbnbのIPO価格は1株当たり67ドル(約6985円)から68ドル(約7089円)になる予想されている。同社は今週初め、IPO価格の目標(未訳記事)を44ドル(約4587円)から50ドル(約5213円)、そして56ドル(約5838円)から60ドル(約6255円)へと引き上げた。
まだ正式な価格は発表されていないが、AirbnbのIPO価格は上値予想と、直近のS-1 / A申請時の株式数6億244万8251株から計算すると、410億ドル(約4兆2743億円)の価値があるという。この数字は、既得権のある従業員オプションの行使により追加される可能性のある5000万株以上を含めると、大幅に上昇する。同社のIPO価格での完全希薄化後評価額は470億ドル(約4兆8993億円)になると計算されている。
Axiosによると、Airbnbは完全希薄化後の評価額で35億ドル(約3648億円)を調達したという。
会社をどのように評価するかにかかわらず、Airbnbの価値はパンデミック初期に底だった180億ドル(約1兆8763億円)から急上昇している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が同社の事業に直撃した後、同社はスタッフをレイオフし外部資本を受け入れた。
第1四半期末から第2四半期初頭にAirbnbは復調(未訳記事)し、株式公開を申請し、これまでで最高の評価額を達成している。
同社の価格設定は、DoorDashとC 3.aiがそれぞれの値上げ幅を超え(未訳記事)、初日の取引で株価が急騰した後に行われた。したがって、いくらかの熱狂は予想外ではなかった。
Airbnbは米国時間12月10日の朝から取引を開始する。
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カテゴリー:ネットサービス
タグ:Airbnb、IPO
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)