Amazon(アマゾン)は米国時間5月14日、米国のEchoユーザーに対して「Alexa Guard」をロールアウトすると発表した。外出時に「Alexa、外出するよ」と伝えれば、Echoデバイスが録音を開始する。
その重要な機能として「Smart Alerts」があり、これは鍵の音やガラスが割れる音、煙や一酸化探知機のアラームを監視する。そしてEchoがノイズを聞くと、その録音とともにアラートが発信される。
これは興味深い新機能だ。なぜなら、デバイスのマイクが常時録音するように設計されているという、時に議論を醸すであろう事実を利用しているからだ。Amazonによれば、ライセンスを受けた契約者と協力し、何百ものガラス窓をさまざまな道具で壊し、Alexaのために異なるバリエーションの音を制作したという。
この新機能は、その他のスマートホームデバイスでも利用できる。RingやADTといったモニタリングツールは、アラートをそれらのプロバイダーに発信することができる。また「Away Lighting」機能なら、ライトを点灯させて自分が部屋にいるように見せかけることができる。
この機能は米国のEchoユーザーに無料でロールアウトされることとなる。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)