ロイターの新たな報道によると、Amazonは同社のレジなし店舗Goの出店場所として米国内のいくつかのメジャーな空港を検討している。ロイターは、Amazon小売サービス担当責任者と会うことを提案している、空港運営会社からの公的リクエスト記録を引用している。サンノゼとロサンゼルスの空港は、Amazonが出店に関心を持っていることを認めた。ダラスもまたAmazonの出店先候補リストに挙がっている。
Amazonは過去数年、全米でこのモデルをゆっくりと展開している。Amazonのお膝元シアトルでスタートし、その後シカゴ、サンフランシスコと順に展開してきた。Goは当初、精算が主に商品モニター(カメラ、センサーなど)とアプリで行われるという未来の小売の実証実験、というふうにとらえられていた。
しかしながら、空港への進出というのは、Amazonが熱心に進めている実在店舗設置の一部にGoを組み込んでいることの表れかもしれない。確かに空港は、Amazonが展開している早くて便利というモデルが合っている。
もちろん短期的にはHudson Newsはあまり心配することはない。いくつかの店舗のみで展開するというビジネスモデルの目新しさもあって、Amazonは拡大にかなり慎重になっている。
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(翻訳:Mizoguchi)