AncestryDNAとGoogleのCalicoが共同で遺伝子操作による長寿の可能性を研究

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シリコンバレーには、不死に関するサイトで当てようとする人びとが少なくない。死を少しでも遅くするための取り組みなら、Googleの中にもある。今回は、最大の家系調査サイトAncestry.comの一部門であるAncestryDNAが、Googleの中の修道院のような企業Calicoとパートナーして、人間の遺伝子と長寿との関係を研究することになった。

AncestryDNAは100万人以上の人びとの遺伝子データと家系図をホストし、それらは数百年の過去にさかのぼることができる。

計画ではその、Ancestryのデータベースにある100万の公開家系データを匿名化したうえで調べて、長寿が遺伝形質か否かを判定する。Calicoはその結果に基づいて、商用の長寿療法を開発する。

CalicoのCSO(Chief Scientific Officer) David Botsteinは声明文の中で次のように述べている: “昔から誰もが、長寿には遺伝的な要因もあるのではないか、と思わせる現象に遭遇している。しかし遺伝子工学の標準的な手法では、長寿を司る遺伝子を見つけることは難しい。今回われわれは特異な機会に恵まれ、人間の高品質な家系図を用いる研究により、長寿に関するまだ答えられていない基本的な疑問を解明したいと願っている”。

科学者たちはすでに、人間を長寿にする遺伝子を同定している。またマウスを使った遺伝子治療では、DNA操作により不死の生命、もしくは地上における長寿の、実現の可能性が示された。

でも、Googleの“未来学者”Ray Kurzweilも以前言っていたけど、“寿命は統計的な現象であり、誰にでも、明日バスにはねられる確率はあるのである”。

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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