Ouyaの最初のハードウェアは内蔵ストレージがわずか8GBだったが、昨年のクリスマス期に期間限定で発表された全身真っ白の機種は16GBだった。そして今回同社は、16GBを恒久オプションとし、その正規の全身真っ黒マット仕上げの機種はWiFiが強化され、コントローラのデザインも微修正された。
16GBバージョンはMSRPが30ドルアップして129ドルになる。Ouya.tvのほかに、AmazonとAmazon.caで今日から売られる。オリジナルの8GBの機種は99ドルのままだ(Amazon.caでは69ドル99セント)。
コントローラの改良は、ジョイスティックとボタンの反応が良くなり、全体的に反応の遅れがなくなったこと。WiFiの強化については、まだ具体的な情報が得られていない。なお、ファームウェアも改良され、Androidハードウェアとしてのパフォーマンスが向上した。
Ouyaは最近、創業時からのメンバーの一人、プロダクト担当VPのMuffi Ghadialiが去るなど、問題をいくつか抱えている。売上データが公表されないので業績は不明だが、今回は改良内容が地味だから、“新機種!”と呼べるほどの迫力と魅力はない。
このプラットホームのための開発をしているデベロッパたちが最近、Gamespotでソフトウェアの売れ行きについて書いている。そこから、ハードウェアの売れ行きも類推できるかもしれない。彼らの話は単純ではないが、でも全体的な印象としては楽勝とは言えないようだ。最初はKickstarter上でのクラウドファンディング、それからKleiner PerkinsらによるシリーズAと、これまで同社は合計2360万ドルの資金を集めている。
〔訳注: US AmazonではOuyaに…日本時間0201 00:05PM…549件のリビューがあり、星5つが233、星4つが124だ。〕
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))