Androidゲーム機OUYAを作っている連中は、明らかにルックスをとても重視している。Yves Beharをスカウトしてデザインをやらせていることでも、それは分かる。でもまだ、あらゆる部分が未来のユーザからOKサインをもらったわけではない。初期の支援者やデベロッパから意見要望を聞いたOUYAは、とりわけ、コントローラのデザインを変えることを決定した。
OUYAのオフィシャルブログの最近の記事によると、今度のコントローラには、フラットなディスクのようなパッドがなくて、ゲームファンが過去20年間見慣れている十字ボタンに換わった*。二つのアナログスティックもやや変わり、握りやすくなって精度が増した。また、中央にあった小さなタッチパッドは、感度を上げた。左右のトリガは位置がやや変わり、電池交換用のドアも開けやすくなった。…以上で、かなりまともなコントローラの完成だ。〔*: 前のコントローラの形が分かるビデオ(のある記事)。〕
どれも些細な変化のようだが、でも何時間も手に持ったまま複雑な操作をするデバイスは、細部こそが重要だ。しかも、彼らはこのようにフィードバックに迅速に対応しているから、MicrosoftがXboxの初期のコントローラでやったようなお粗末の、再演にはなりそうもない。OUYAは資金集めに熱心なだけでなく、コミュニティをだいじにしている。今年の後半に発売にこぎ着けたときには、細部まで神経の行き届いた製品になってることが、十分に期待できるね。