Appleは今日(米国時間9/7)のイベントで、iWorkのドキュメントにリアルタイムのコラボレーションを導入して、Google Documentsに対抗していくことを発表した。待望のこの機能が実装されたことにより、複数の人間がオンザフライでドキュメントを共作していくことが、可能になった。
iWorkアプリの最新バージョンを使うと、ユーザーはMacやiPad、iPhone、それにWeb上で、画像やテキストなどから成るさまざまなドキュメントをコラボレーションで作っていける。Pages, Numbers, KeynoteなどすべてのiWorkアプリケーションに、このコラボレーション機能が実装される。学生や一般職業人に喜ばれるこのリアルタイムのコラボレーション機能は、Appleの生産性スイートにもっと前からあってほしかったものだ。
ステージに立ったAppleのプロマネ担当VP Susan Prescottは、Appleのイベントに初めて登場する女性のプレゼンターだ。彼女はプレゼン用のデッキをライブで編集するデモを見せた。ステージ上のデッキの編集をライブでデモするなんて、これまでのAppleの極度に統制されたステージパフォーマンスでは考えられなかったことだ。デモは、まだ映写されていないスライドを編集することができる、というやり方を見せた。これなら、プレゼンテーションを今やっている現場でエディットすることも、可能だろう。すばらしい。
このアップデートは、今日からただちに提供される。