AppleのCEO Tim Cookは議会の尋問を受け「われわれは納めるべき税金は1ドル残さずすべて納める」と宣言した。上院による激しい調査の結果、Appleは138億ドルの脱税の疑いで訴えられた。
冒頭の宣誓でCookは、Appleが納税を逃がれるために「小細工に頼ることはしていない」ことを陳述した(Appleが海外に現金を隠した方法については本誌の記事を参照)。
議会にはCookを支持する議員もいる。中でもクレア・マカスキル上院議員、および法人税率の大幅引下げを推す自由主議者として知られるランド・ポール上院議員が特にそうだ。
ポール議員は同僚議員らを、株主の価値を最大に高めようとしている偉大な米国企業を中傷していると非難した。
Instead of doing the right thing we drag businessmen and women in here to berate them for trying to maximize their profits for shareholders.
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Senator Rand Paul (@SenRandPaul) May 21, 2013
It's absurd for Congress to vilify businesses like Apple for wanting to minimize their tax code just like every other American rightly does.
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Senator Rand Paul (@SenRandPaul) May 21, 2013
マカスキル議員はポール議員が同僚を非難したことを諭しつつも、「私は。Appleを。愛している・・・夫がMacBookに変えるまで彼を責め続けた」と付け加えることを忘れなかった。
Cookは、米国税法の単純化を推進するためのロビー活動を行っており、「税収中立、企業免税の完全撤廃、海外現金を国内に戻す際の税率の妥当化が必要。われわれは、これが自分たちの納税額を増加させるであろうことを承知の上で提案している」と語った。
Cookは自身の税法案に関して「これがAppleの米国税を増加させることは十分理解している」と認めた。
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(翻訳:Nob Takahashi)