B2Bのマーケティング行事を助けるDoubleDutchがついにシリーズD、$19Mを調達

イベントやカンファレンス(カンファレンスもイベントだけど)の運営管理をモバイル上で行うアプリDoubleDutchが今朝(米国時間8/21)、シリーズDで1900万ドルを調達したことを発表した。この投資のリーダーはMithril Capital Managementで、これにBessemerIndexBullpen Capitalが参加した。新たな資金は同社のグローバル化のさらなる拡大と、技術力のアップ、同社の市場支配力の強化に充てられる。BessemerとBullpenは、これまでのラウンドにも参加している

Mithrilの協同ファウンダで社員パートナーでもあるAjay Royanが、DoubleDutchの取締役会に加わる。

DoubleDutchによると、イベントやカンファレンスをやる側が使っている金額はグローバルで5000億ドルに達する。Forrester ResearchのアナリストLaura Ramosは曰く、“B2Bのマーケティングで今でもいちばん大きな予算が組まれるのがトレードショウだ。だいたい総予算の20%近くが、人が集まるイベントに使われる。B2Bのビジネスでは個人的な信頼関係と、それを築くために何度も会うことが重要だ。そのために、マーケターたちは、マーケティングの予算を組むとき、これからもトレードショウを外せない”。

しかしカンファレンスをやるとなると、担当者に大量の事務負荷が生ずるので、DoubleDutchのようなアプリがお助けする。同社の資金調達総額は、3750万ドルに達する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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