CEO ティム・アームストロング ― AOLはコンテンツ事業を続ける(TechCrunchを売るつもりはない)

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AOLにとって気になる一日だった。

おそらくご存じの通り、VerizonがAOLを44億ドルで買収することが決まった。この取引は主としてAOLの広告ビジネスが目的だと言われている(VerizonのJohn Strattonは「主な関心事は広告技術プラットフォーム」と言った)― ではAOLが所有するウェブサイトにとって何を意味するのか? Huffington Postや(ゴクリ)TechCrunchを含めて。
Re/codeのKara Swisherによると、AOLはHuffington Postのスピンオフを検討していた。そして私がArmstrongをインタビューした際、彼はその可能性を完全には否定しなかった:「われわれは常に様々なアプローチを受けている」と彼は言い、自分の仕事は「あらゆる可能性を考えることだ」と言った(今年2月に買収の噂について尋ねた時の答と似ている)。

しかしArmstrongはこう付け加えた、「一つ考慮の余地のない選択肢がある ― われわれはコンテンツビジネスの世界にいて自分たちのブランドを愛しているので、今後はコンテンツビジネスにもっともっと重点を置くだろう」。

これは、ニュースに関するインタビューのつもりだったが、最後に「CEO対社員」の会話が入り込んでしまった ― なんといっても、私のボスのボスのボスのボスに、TechCrunchの将来を聞くチャンスなのだから。

「TechCrunchを売るつもりはない」と彼は言った。「編集の独立性は続く。そして配信形態やリソースの観点から見て、考え得る最もすばらしい取引ができたたと思う」。

Tim Armstrong

インタビューの全文はここで読める。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。