Discordの画面共有がiOSとAndroid端末でも可能に

超人気のチャットアプリDiscord(ディスコード)で、待望のモバイル画面共有機能が米国時間12月16日から提供される。

その名称が示すようにモバイル画面の共有機能では、ユーザーはスマートフォンのディスプレイ上のすべてのものをキャプチャして配信し、それを友人のグループにストリーミングできる。Discordによると、特に画面上の動きが多いときにうまく動作するように注力しており、ゲームストリーミングやYouTube / TikTokのリモート視聴パーティーなどで、高いフレームレートと低いレイテンシを実現している。

モバイルデバイスのディスプレイをストリーミングするということは、スマートフォンの画面上のすべてのものを共有することを意味する。ランダムなテキストが途中でポップアップして欲しくない場合は、スマートフォンのDo Not Disturbモードをオンにすべきだ。

Discordは2017年に初めてスクリーン共有機能を導入(未訳記事)し、ビデオチャットと一緒に展開している。ただし、画面共有にはデスクトップまたはノートパソコンが必要だった。今回のアップデートでは、iOSとAndroidデバイスが加わった。モバイル版の画面共有ストリームは最大50人の視聴者に同時に配信でき、同一チャネル内で画面共有できるユーザ数に制限はない。

この機能は本日から公開されるはずだが、すぐに利用できなくても驚くことはない。計画通りにローンチされれば、すべてのユーザーが米国時間12月7日の終わりまでに利用できるはずだ。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Discord

画像クレジット:Discord

原文へ

(翻訳:塚本直樹 / Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。