Disney+は、11月12日より、マーベル映画13作品のIMAXの拡張アスペクト比で提供する。IMAXの拡大アスペクト比は1.90:1で、同社によると一部のシーケンスで最大26%増加した画像になる。一般的なテレビの16:9の比率にも近くなる。
発売時に提供される13本の映画は以下のとおりだ。
- 「シャン・チー/テン・リングスの伝説」※11月12日より配信開始
- 「ブラック・ウィドウ」
- 「アベンジャーズ/エンドゲーム」
- 「キャプテン・マーベル」
- 「アントマン&ワスプ」
- 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
- 「ブラックパンサー」
- 「マイティ・ソー バトルロイヤル」
- 「ドクター・ストレンジ」
- 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
- 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」
- 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
新フォーマットでストリーミング配信される映画は、Disney+情報画面に目立つラベルが表示される。なお、標準的なワイドスクリーン版の映画も引き続きストリーミングサービスで視聴可能だ。
Disney+社長のMichael Paull(マイケル・ポール)氏は声明の中で「Disney+でマーベルファンや観客のみなさんに新たな価値を提供できることに興奮しています」と語った。
新しいIMAXフォーマットは、NetflixやAmazon Prime Videoなどの競合他社に対してDisney+に優位性を与える。このコラボレーションにより、将来的にはDolby Atmosと競合する可能性が高いDTSによる没入型IMAXシグネチャーサウンドなど、さらに強化されたオーディオビジュアル技術をDisney+に提供するという新フォーマットの発表は、ストリーミングサービス開始からちょうど2年目となる「Disney+ Day」に行われた。また、同社は「Disney+ Day」で今後配信予定のコンテンツのファーストルックや新予告編を複数公開する予定だ。
画像クレジット:Disney+
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(文:Aisha Malik、翻訳:Katsuyuki Yasui)