DIYコンピュータのKanoがホリデイシーズンに合わせてスクリーンキットをリリース…もうテレビやモニタは要らない

Kanoの協同ファウンダでCEOのAlex Kleinに、新製品Kano Screen Kitと、同社の‘DIYコンピュータ’シリーズの、今後の展開について聞いた(上のビデオ)。

Screen Kitは、これ(スクリーン)があることによってKanoが、誰もが作れる完全なコンピュータになる。中心的な年齢層は、6歳から12歳だ。

彼らは部品を組み立てることによってコンピュータを作り、音楽やアートワークをプログラミングし、PongやSnakeのようなゲームを作り、Minecraftの世界もプログラミングする。

KanoはPythonやJavaScriptなどのプログラミング言語への入門を、子どもたちに提供する。PythonはMinecraftやPongを作りながらKano Blocksで学ぶし、Terminal Questで遊んだりSnakeを作りながらLinuxの世界に飛び込む。
Kanoのコンピュータキットは、11のコンポーネントから成る:

• Raspberry Pi 2
• ワイヤレスキーボード+マルチタッチトラックパッド
• DIYスピーカー、ケース付き、GPIOで駆動
• 電源用とHDMI用ケーブル
• Wi-Fiドングル、Kano OSと8GBのメモリカード
• 合衆国、イギリス、EU対応USB電源
• 2冊の絵本: “Make a computer”(コンピュータを作ろう)と“Code powers”(プログラミングの威力)
• 4枚のステッカーとケースカード

Kanoのコンピュータキット本体はスクリーンがないけど、HDMIケーブルでそこらのテレビやモニタにつなげば使える。

でも今度リリースしたスクリーンキットは、子どもが持ち運びできる、手ごろなサイズのHDディスプレイだ。これも、自分で組み立てる。ディスプレイというハードウェアの仕組みが分かるし、Kano全体がポータブルになる。

同社は最近、Kano OSをRaspberry Pie Zero向けに最適化した。前のバージョンの6倍速い。コンピュータとして、いよいよ本物だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

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TechCrunch Japan

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