Drobox、プラットフォーム機能を強化。デベロッパーが毎週「数万」社増加中

Dropboxは、デベロッパーを巻き込んでユーザーがどこででもファイルの追加やダウンロードができるようにするため、”Chooser” 機能を全面改訂した。

昨年11月に導入された Chooser は、デベロッパーが一から作ることなく簡単に「Dropboxと連繋」できるよう設計されている。アプリにDropboxのChooserを追加するためには、小さなJavaScriptのコードを挿入するだけどよく、デベロッパーはOAuthを実装したりアップロードやストレージを管理する必要がない。

この新機能とDropboxの拡大するユーザー基盤のおかげで、毎週「数万」ものデベロッパーが追加され、毎週「数十万」ものファイルがChooserを使って共有されているとDropboxは言っている。さらに「数千」ものアプリが作られつつある、とYC出身企業でプラットフォームを担当するDaniel Levineは言った。

本日(米国時間4/15)DropboxはChooserを改訂し、複数ファイルの同時選択およびChooser経由でパソコンからの直接ファイルアップロードができるようになった。これからはパソコンから写真を10枚でも直接アップロードできる。

「Dropboxにあるファイルの中ににDropboxが作ったものはない。われわれはユーザーが使いたい場面でいつでもファイルを利用できる方法を提供したい」とLevinは言った。

Chooser経由でアップロードされたファイルは自動的にユーザーのDropboxに保存され、自動的にサードパーティーのウェブアプリが利用できるようになる。他に小さな改善点としてファイルのドラッグアンドドロップが可能になった。

Dropboxのプラットフォーム化の努力によって、いくつか重要な提携関係が生まれた。数週間前、Yahoo MailがDropboxと大々的な統合を行い、ユーザーはYahooの受信箱の中から直接Dropboxにアクセスできるようになった。昨年秋、FacebookもDropboxのクラウドベースのストレージを用いて、Facebookグループで直接ファイル共有できるようにすると発表した。

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(翻訳:Nob Takahashi)


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TechCrunch Japan

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