リアルタイムに広告枠を取引するDSP(デマンドサイドプラットフォーム)「FreakOut」などを手がけるフリークアウトが19日、東京証券取引所マザーズ市場への上場が承認されたことを明らかにした。上場は6月24日を予定している。上場に伴い53万株を公募し、22万株を売り出す。オーバーアロットメントによる売り出しは11万2500株。
フリークアウト代表取締役社長の本田謙は、2005年にコンテンツマッチ広告に特化したブレイナーを創業。2008年にはヤフーへ売却し、同社の開発部長として勤務。ヤフー退職後の2010年10月、国内唯一の専業DSPとしてフリークアウトを創業した。2012年2月には3億5000万円、2013年3月には5億円の資金調達を実施していた。
2013年9月期の売上高は21億6246万円、経常利益は2億5164万円、純利益は8675万円。