Facebook、購入ボタンの統合でFacebookページを一気に活性化

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ニュースフィードは、過去10年間ユーザーがFacebookで企業から情報を得る手段として君臨してきた。今、同社はFacebookページに新たな命を吹き込み、Eコマースの目的地に変えようとしている。そこではユーザーが手軽に企業情報を得るだけでなく、今日からは、商品を購入できるようになる。

本日(米国時間7/15)Facebookは、ユーザートラフィックに関してFacebookページが重点項目へとシフトしつつあることを、極めて明快に表明した。BuzzFeedによると 、最近同社は、Facebookページ内で「購入ボタン」付きショップのテストを開始した。

Facebookが、ニュースフィード内の広告で購入ボタンのテストを開始してから1年以上たっているので、ユーザーが商品を見渡してから購入できるFacebookページ内の専用ショップを作ることは、論理的な展開だ。

BuzzFeedがこう書いている:

多くのショップは未だにテスト段階だが、既に「購入」ボタンを設置して、Facebook内で全買い物体験 ― 商品の発見から支払いまで ― を可能にしているところもある。

「ページ内に買い物セクションを置くことで、企業は自社製品をページ内に直接展示できるようになった」とFacebookの製品マーケティングマネージャーのEmman RodgersがBuzFeed Newsに語った。

FacebookのEコマースへの取組みは、Pinterest、Twitterを含む他のソーシャルメディア巨人数社に続くものだ。今日、Googleも独自の購入ボタンを披露した

これは、Eコマースを支配し、Facebookページをユーザーが必要な情報を手に入れてすばやく注文できる目的地へと変えるという、Facebookの明確な計画の極めて大きな一歩だ。最近Facebookは、営業時間表記の追加、OpenTableの統合等の取り組みを進めており、ユーザー体験の中でFacebookページの存在を大きくする次の一歩がショップ機能であることは明らかだった。

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もしFacebookが企業ページを活性化して、一部の注目(とトラフィック)をニュースフィードからそちらへ向けることができれば、同社はYelpやFourSquare等、ユーザーが訪れて簡単に必要な情報を得られる企業ランディングページの製作で大きく前を行くサービスを制圧する潜在力を得ることになる。

この変更は、ユーザーが企業と接する方法を大きく変える可能性を秘めている。既にFacebookは、フォローしているFacebookページの投稿を発見する方法を全面的に変えようとしている

この機能によって、企業がユーザーに情報を押し出すためのコンテンツ戦略が大きく変わることは明らかだ。過去10年のソーシャルメディア戦略は、顧客とのつながりとブランドバリューに集中してきたが、果たしてこの「購入する」ことへの明確な取り組みによって、企業が従来の企業ウェブサイトと同じようにFacebookページにアプローチするようになるかどうはわからない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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