今年のスーパーボウルの後、多くの記事が、Twitterは利用量の急上昇と多くのテレビCMでハッシュタグが使われたおかげで、このイベントに「勝利」したと宣言した。しかし、今日(米国時間2/11)Facebookは、自社に関するデータをいくつか公開し、やはり、ここもまたビッグイベントにまつわる巨大な会話の場であったことを示した。
最新のデータは昨夜のグラミー賞に関するものだ。Facebookによると、グラミー賞関連コンテンツにまつわる「いいね!」とコメントの総数は4300万件だった。これはFacebookが提供しうるリーチを表しているはずだ。数えているのグラミー賞に言及している記事ではなく、書いた人々に引きつけられている友達やフォロワーへの波及効果だ(人々が実際に何を話していたかの驚異的に詳細な内訳を知りたければここで読める)。そして、両者を直接比較する方法を私は知らないが、Twitterのグラミー賞データはここにある。
広告視点からさらに興味深いのはスーパーボウルのデータだ。Twitterは先週全国広告の半数にハッシュタグが掲載され、ゲーム当日それらのハッシュタグが30万回メンションされたことを発表した。
さてFacebookは、そのハッシュタグ広告主26社のリストを元に、同日Facebookでは200万件の記事がそれらの企業に言及したと言っている。これは全部スーパーボウルに誘発されたものなのか? たぶん違うだろうが、数値は前日の12倍なので広告が大きな影響を与えたと言って間違いはないだろう。そしてこれらの書き込みは、計2600万件のコメントと「いいね!」を呼んだ(念のために書いておくと、スーパーボウルの数字がグラミー賞よりも少ないのは特定ブランド群だけに限定されているからである)。
もちろんこれは、スーパーボウルがTwitterのブランド、広告主への侵攻を見せつける効果的なデモンストレーションであった事実を変えるものではない。しかし、会話が決してそこでは終らなかったことを確かに示唆している。
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(翻訳:Nob Takahashi)