Googleが今日(米国時間9/11)、意見投票/集計サービスPolarを買収したことを発表した。このサービスは下図に見られるように、インタフェイスがとてもビジュアルであることが特徴だ。買収の価額等は公表されていない。
Polarにはモバイルアプリもあり〔というか2012のiOSアプリが最初〕、ユーザは投票案件を作ることと、参加する(投票する)ことの両方ができる。また、ほかのサイトやページがPolarの投票を埋め込んで利用することもできる(本誌TechCrunchもときどきPolarを利用して読者のご意見などを求めている)。同社は今年のこれまでの8か月だけでも10億件の投票をサーブし、9月になってからの投票者は110万人を数える。〔Polar過去記事。〕
PolarのチームはGoogle+に加わり、サービスは2014年の終わりまで続ける。これまでのユーザは彼らの既存の投票のアーカイブをダウンロードして保存できる(サービスが閉鎖するまで)。
Polarの協同ファウンダLuke Wreblowskiは、前にBagcheckを作って、それがTwitterに買収された人だ。もう一人の協同ファウンダは、Jeff Cole。WreblowskiはBenchmark Capitalの社員起業家やYahooのChief Design Architectだったこともある。
買収の前までに同社は、合計170万ドルを調達している。
GoogleのねらいがPolarの技術なのか人材なのか、まだよく分からない(Wreblowski はデザインのエキスパートとして有名だが)。Google+にPolarみたいな投票機能ができるのかもしれないが、Googleで今Google+を担当しているVP Dave Besbrisは今日の声明で、“Polarのチームは弊社のデザイナーやエンジニアと協働して、とくにモバイルデバイスにおいて、G+をビューティフルでできるかぎり使い方がシンプルなサイトにしていくわれわれの努力を助ける。お楽しみを”、と言っているだけだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))