何かを見ていれば見ているほど、それが普通に見えてくる。今日(米国時間9/1)、Googleは新しいロゴとブランディングを披露した。今のところ世間の評価はまちまちだ。
マウンテンビューでGoogleに勤めている殆どの人にとって、自社のロゴはもはやほぼ目に入らないに違いない。Tシャツにもビルディングにもコンピューターにもステッカーにも、それ以外のあらゆるところにも描かれている。
もちろん、人は変化を嫌う。しかし、やがて驚きは薄れ、変わった物が新たな普通になる(これは一連のAlphabet案件には適用されない ― 私にとってあの変化は依然として埋没していない)。
Googleの新ロゴを生で見ると、ブログ記事やプロモーションビデオで見るより、少し普通に感じる。少し人間味を感じると言ってもいい。
(photos via +theREALmarvin, +MikeBrzozowski and +AntoineNaaman)
ある象徴的インターネット企業 — Yahoo — のロゴ変更を知る者として言えば、この手の変更は相当の大仕事だ。この規模の会社が自社ロゴを刻印したもの一つ残らず、ということを考えてみてほしい。幸いにして、Googleは2013年にロゴをフラットなものに代えているので、比較的最近練習はしている。
それでも容易なことではない。あらゆるビルディング、あらゆるアプリ、あらゆるページ、あらゆるグッズ、あらゆるブログ(加えて、今私が思いつく5000種類の物事)を変えなくてはならない。それは、ある日Googleが目を覚まして「おい、今日ロゴ変えるぞ」という話ではない。少なくとも3~6ヵ月の準備期間があったと私は思う。
つまり、ファビコンが間違いなく変わっているのを確かめるだけでも、この手のことをする時には大変な仕事だという意味だ。
Googleの誰かが最後にファビコンのことを本気で考えたのはいつだったのか?興味深い。
これが終りではない。いつの日かまたこの同じ話題について話すことになるだろう。正確には、Googleが次にロゴを変えた時。ただし、今回のロゴ変更に携わった人たちにそれを言ってはいけない … 彼らには少々休暇が必要だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)