Google+の産みの親Vic Gundotraが、これまでの8年間つとめ上げたGoogleを辞めると発表した。彼の行き先と、Googleにおける彼の後釜はまだ不明だ。発表声明の中で彼は、“これからのまだ見ぬ旅路を楽しみにしている”と言っている。
彼は次のようにも述べている: “Googleですばらしい人たちと一緒に仕事ができたことはとても幸運だった。これだけ多くの有能で情熱的な人びとが集まっているところは、ほかにないと思う。Larry Pageのリーダーシップと、Googleにおける私の力の引き出し方を思い出すと、今でも感動に圧倒される。Google I/Oの創始から、すべてのモバイルアプリケーション、そしてGoogle+に至るまで、完全に私にまかせていただいた。Larryのはげましと支えがなければ、どれ一つ、達成できなかっただろう”。
一方GoogleのCEO Larry Pageは、Google+の別のポストでGundotraのGoogleにおける業績を挙げ(彼はMicrosoft出身)、とくに“Google+を無から作り上げた”ことを賞揚している。
社内の最強の柱を失ったGoogle+は、今後どうなるのだろう。Pageによれば、“今でもどんどん増えているGoogle+のファンのために、次々とすばらしくて新しい体験を作り出すことに、懸命に取り組んでいく”、ということだ。
またRe/Codeの取材に対してLarry Pageは、Google+への投資を今後も続ける、と言っている。でもリーダーを失ったGoogle+は、今後Googleの中でやや影が薄くなったり、あるいはHangoutや写真などの人気機能にのみ注力が集中する可能性もある。
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写真提供: AP
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))