Googleマップ、「現在地を共有」に相手のバッテリー残量を表示

2017年の初めにGoogleマップに 現在地を共有する機能が追加された。ユーザーはGoogleマップ上で近くにいる親しい友達や家族に自分の現在地を教えることができるようになった。この機能にちょっとした、しかし重要な情報が追加された。スマートフォンのバッテリー充電状態だ。

こういう具合だ。

なぜ相手のバッテリー情報などが表示されるのか不思議に思うユーザーもいるだろう。

友達の現在位置を知ろうとしても相手の携帯が死んでいれば反応はない。アプリ側でできることはない。たいていの位置情報共有サービスでは単に接続中のアイコンがぐるぐる回り続けるだけだ。ユーザーはどうして反応がないのかいぶかることになる。スイッチを切っているのか、電波が届かないのか、スマートフォンが盗まれたのか?

しかしバッテリー情報が含まれるようになれば、もうすぐ充電残量が失くなる状態だということがわかる。次に位置情報をアップデートしたときに反応がなければ「残量が失くなったのだろう」とかなりの確信をもって推測できる。

この機能に最初に気づいたのはAndroidPoliceで、 去る2月にGoogle Maps APKを解析したときに発見した。その後、「自分のGoogleマップでこの機能を見た」という報告がちらほら上がっていた。中にはバッテリーの残量が低くなっているときだけこの情報が表示されるというバリエーションもあった。しかし今日(米国時間8/2)から利用範囲は大きく拡大されたようだ。

なるほど便利な機能だが、Googleが最初に発明したわけではない。たとえば昨年Snapchatが買収したソーシャルマップのZenlyも2016年のスタート時点から同様の機能を備えていた。

画像:: NurPhoto / Getty Images

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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TechCrunch Japan

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