今日(米国時間11/27)、Googleは新しいGoogleマップにひそかにエンベッド機能〔日本語版では「地図を埋め込む」〕を復活させた。同時に、数週間以内にエンベッドされた地図に広告を表示する予定だと発表した。
Googleがマップをメジャーアップデートした際、ユーザー別のカスタマイズその他の数多くの新機能が追加されたが、同時に簡単にストリートビューを表示させる「ペグマン」や他のサイトにエンベッドする機能などが失われた。今月に入ってGoogleは「ペグマン」を復活させ、ストリートビューが使いやすくなっている。
今回復活したエンベッド機能は新Googleマップの利用を選択した全ユーザーに公開ずみだ。エンベッドしたい領域にズームインしてから画面右下の設定(歯車アイコン)をクリックし、「地図を埋め込む」を選択すればよい。ユーザーはエンベッドする地図のサイズを選択できる(小、中、大、カスタム)。後は表示されたエンベッド・コードを必要なソースにコピー・ペーストするだけでよい。
Googleによれば、エンベッド地図にもメインの地図と同様ユーザー別のカスタマイズが適用される(ユーザーがログインしている必要がある)。ただしメインのマップと異なり、今年導入された高度な3D表示はできない。真上から見た衛星画像と通常のマップ表示のみサポートされる。
Googleはエンベッド・マップへの広告表示について数週間後に実施するという以外詳しいことを明らかにしていない。GoogleマップのAPIプロダクト・マネージャー、Ken Hoetmerによれば、「表示された地域のローカル・ビジネスがユーザーにアピールする手段が与える」とのことだ。Hoeterは「エンベッド広告は現在、デスクトップ版、モバイル版のGoogleマップに表示されている広告と似たものになる」と書いている。
今回のローンチに先立って、GoogleはGoogleマップ/Google EarthのAPIの利用約款を広告の挿入が可能なように改定している。、
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)