Google Fitにホーム画面化など新機能追加――呼吸エクササイズはWear OSオンリー

健康づくりのためのAndroidアプリ、Google Fitのアクティビティ・トラッキング機能が強化された。今日(米国時間1210)のマイナー・アップデートは日常使っているユーザーには大いに意味がある。

新機能のいくつかは、FitのウィジェットをAndroidスマートフォンのホーム画面に設定できるといった基本的なものだが、トラッキング機能の追加やアクティビティアクティビティ・ログの項目拡大などは重要な新機能だ。呼吸エクササイズが可能になったがこれは当面Wear OSだけの機能になる。

Google Fitアプリは今年に入って大きくリニューアルされた。このときGoogleは「強めの運動」に点数を与えるHeart Pointsを導入した、これによって単に運動の持続時間だけでなく強度も記録できるようになった。

こうしたデータはもちろんマニュアルで記録することも可能だが、デバイスを身に着けているかぎり自動的に記録できる。またユーザーはHeart Pointsの得点目標に自分で調整を加えることもできる。

今回導入されたもう一つの機能は「強めの運動:」とは逆の呼吸エクササイズだ。 これはユーザーが心身を落ち着かせたいときに行う運動だ。理由ははっきりしないが、Googleはこの機能をまずWear OSに導入した。もしWear OSウォッチを持っていない場合は、別の方法で自分を落ち着かせる方法を考える必要がある。

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滑川海彦@Facebook Google+

投稿者:

TechCrunch Japan

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