Google Monocleに心の準備をしておこう。合衆国特許商標庁はGoogleに、Google Glassの今後のバージョンと思われる製品に対し、新たな特許を認めた。それはMonocle(モノクル、片めがね)の名の通り、レンズが左右両方ではなく、片方しかないグラスで、耳ではなく、ヘアバンドで頭に装着する。
特許文書から引用しよう:
バンドの側面をユーザの頭の、こめかみの位置と、それに続く耳の位置、そして第三の接触位置として、頭の後部に接触するよう調節する。
バンドがこの三点でしっかり保持されるようになったら、グラスはその位置を維持する。問題は、このデバイスに対する世の中の関心だ。
思い出せば、Googleは1月にグラスの販売を中止した。その後同社は、このデバイスの開発を、中止ではなく“一時的に休止する”と発表した。
3月になると、本誌も報じたように、Googleはグラスの新しい市場開拓を開始した。とりわけGoogleは、グラスのユーザおよび売り先として、一般消費者ではなく企業を選んだ。
しかしその後は音沙汰がない。Googleがソフトウェアやハードウェアの改良を今でも続けているのか、それも分からない。でも今日の新しい特許を見ると、GoogleがGoogle Glassをまだあきらめていないことが分かる。
〔参考記事〕
出典: The Next Web