Google MapsはCrunchies 2012でベストモバイルアプリ賞を取ったばかりだが、授賞式の会場で、Google Mapsのモバイル担当ディレクターDaniel Grafを本誌のColleen Taylorがつかまえてインタビューした。Grafは、スクラッチからの〔==完全に新規の〕開発は彼とチームにとって他に例のないユニークな機会だった、と語った。そして彼は、Google Mapsの次のフロンティアは個人化(パーソナライゼーション)だ、と述べた。
Grafによると、Google Mapsに関しては2013年にやるべきことが山のようにある。“人が地図を使ってやれることは、もっとたくさんある。一度地図を見て、次にまた地図を見るとき、その二回は、同じ場所を同じ目的で見るかい? 見る場所が違えば、地図を見る目的も違うのではないかな”。
Googleはすでに、検索結果をかなり個人化している。だから地図の個人化は次のステップとして妥当だ。Google+でやってるような、レストランなどのお店を高輝度で表示するだけが、個人化ではないはずだ。
Grafは今年の仕事を詳しくは明かさなかったが、とくに前半が忙しいと言った。彼によれば今Googleは、ベーシックなユースケースがどれもダウンしているから、地図に関しても“もっとおもしろいこと”をしなければならない時期だ、という。
下のビデオが、そのインタビューだ: