思いっきりノスタルジーに浸りたい人は、FujifilmのInstaxやLeicaのSofortのような“新世代ポラロイド”に行くとよい。あるいは、面倒な操作が苦手(にがて)なら、すべてをスマートフォンにやらせる方法もある。
HPの新製品Sprocket(上図)は、小さくて130ドル、期待されていたFujifilm Instax Share SP-2よりも70ドル安くて、同社のインスタントカメラInstax Mini 70と同じぐらいだ。この片手で持てるプリンターは、スマートフォンよりやや短くて4.53 x 2.95 x 0.87インチ、重さは0.38ポンドだ。
Sprocket(Sproutと間違えないように)はiOSやAndroidのデバイスにBluetoothやNFCで接続する。そして同社のアプリが、2 x 3の写真やステッカーをデバイス本体やソーシャルメディア上から取り込んでプリントする。
インクはZINK(Zero Ink)を使うから、カートリッジはいらない。紙(感熱紙)に塗ってあるインクの結晶が、熱で発色するのだ。〔ポラロイド社のPoGoと同じ〕。写真用の印刷用紙は〔20枚入り〕1パック10ドルで、プリンターも紙もHPのサイトで買える。