IndiegogoがIndiegogo Lifeという新しいサービスを立ち上げた。Lifeの名のとおり、人生のさまざまなイベント…結婚式、誕生日などなど…に資金を提供する。その行為は、わずか8クリックで完了する。同社は、これはチャリティではなく、友だちや、助けを必要としている知人家族などへのプレゼントだ、と注記している。
IndiegogoのCEO Slava Rubinはこう言う: “うちは前から、どんなキャンペーン(資金募集)でも認めてきた。2010年ごろから、ライフイベントなど‘個人的な名目の’キャンペーンが増えてきた”。彼によると、このサイトで資金を募集/寄金することが、今や一種の流行みたいになっていて、中にはCode.orgの500万ドルのような輝かしい成功例もある。このサービスは、それまでのオンラインの資金募集活動が個々ばらばらだったのを、それ専門のサイトへ一箇所にまとめるために作られた。
同社はかなり前から、どんなキャンペーンでも受け入れてきた。集まった金額の数%が同社の収益になる。でもLifeキャンペーンは無料だ。Rubinの予想では、医療費や冠婚葬祭の費用を得るために利用されるだろう、という。キャンペーンを掲出するまでの過程が通常の資金募集よりも簡単になり、分析ダッシュボードのようなツールの多くが取り外されている。
“個人的なイベント以外では、通常のIndiegogoを使ってもらいたい。Indiegogo Lifeを悪用すると、キャンペーンのオーナーを困らせることになるね”、と彼は言う。
でも、こんなクラウドファンディングはうまくいくだろうか?
Rubinは、そのコンセプトに自信を持っている。しかし今の世の中には、“クラウドファンディング疲労”のような空気があるが…。クラウドファンディングは飽和状態ではないか、と彼に尋ねてみた。
“とんでもない。まだまだ利用度は低い”、と彼は言う。たしかに、大多数の‘ふつうの人’はまだ利用していない。
Lifeサービスは今日から、英語、ドイツ語、スペイン語、そしてフランス語で提供される。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))