Instagramのフィードがウェブでもアクセスできるようになった。スマートフォンで専用アプリケーションを使わなくてもコンテンツにアクセスでき、またコメントを閲覧したり、会話に参加することができるようになったわけだ。
ウェブフィードはデスクトップ版およびモバイル版がある。つまり公式アプリケーションのないBlackBerryなどからでもInstagramを閲覧することができるようになるわけだ(写真の投稿はできない)。Instagramはしばらくモバイルのみのサービスとして運用されていたが、ついにウェブからも使えるようになった。
上の写真をご覧いただけばわかる通り、ウェブフィードも基本的にはモバイルアプリケーションで閲覧するのと同じような感じになっている。モバイル版のウェブフィードもまた同様な感じだ。写真のダブルクリックでお気に入りに登録することができ(ハートボタンのクリックでもOK)、コメントはインラインで表示される。またウェブフィードはiPadやAndroidタブレットでの閲覧にも便利だ(サードパーティーのプロダクトもあるが、不便なところがあった)。閲覧だけを考えるならばウェブフィードで必要十分とも言える。
2012年11月にウェブプロフィールをリリースしたときから、今回の閲覧フィードの実装は計画済みだったようだ。当時から「利用者からの要望は非常に強い」と述べており、今回のリリースもその「強い要望」に応じてのものだろう。
フルフィードが実現されたことにより、特定の写真にリンクを張るのも容易になった。これまでは利用者のプロフィールページにいき、そこで写真を見つけてリンクを張るという手順だった。これからはそうした面倒から解放されることになる。フィードページの写真したに表示されているメニューから「写真ページを表示」のメニューを選べば当該写真のページが開き、そのページのリンクを利用すれば良いのだ。
今回実装されたウェブフィードはかなり便利なものだと思うが、しかし共同ファウンダーのKevin Systromは「目の前の現実を写真に撮り、リアルタイムで投稿していくことこそがInstagramの魅力であると思います」と述べている。そうした彼の信念からも、ウェブ版には写真投稿機能が実装されていないのだろう。
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(翻訳:Maeda, H)