写真共有にもウェアラブルの時代がやってきたようだ。Instagramの写真をタトゥーシールにしてくれるサービスが始まったのだ。手首に自分のブランド画像を貼り付けておくこともできるわけだ。額でも良いけれど、まあたいていの場合は手首としたものだろう。実際のところ、身体のどこにでも貼り付けられる。
オランダに拠点をおくサービスで、注文に応じて「Instagramタトゥー」(Insta-tats)を全世界に配送している。サービスを運営しているのは、Instagramの写真を印刷するサービスなど、写真関連プロダクトを提供しているInk361だ。
タトゥーシールを扱うサービスはPicattooと名付けられている。選んだInstagramの写真(但し自分のアカウントで登録されているものに限る)12枚をタトゥーシールにしてくれるという内容だ。料金は$14.99/£9.99で、送料は世界中どこでも無料となっている。
このタトゥーシール(素肌用ステッカー)はタトゥーシール上にレーザープリンターでプリントされたものだ。1週間程度はもつものであるようだ(もちろんシールをつけている場所を洗ってしまったりなど、扱いによって変わってくる)。
ちなみにInk361は、このPicattooと同時に、Instagram写真のフォトブック化を行うFastBookというサービスもアナウンスしている。Instagramの写真をプリントするサービスというのは数多く出てきているが、そうしたサービスにあやかろうというものなのだろう。FastBookの方は24ページないし48ページ構成にすることができ、料金は14ドル95セントよりということになっている。
Instagramの月刊アクティブ利用者数は変わらず増加しており、昨年12月には3億を数えるまでになった。参考までに昨年3月時点では2億という成績だった。好調であるInstagramのエコシステムを利用してサービス規模を整えようとするところは、これまでも、そしてこれからも数多く登場してくるのだろう。
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(翻訳:Maeda, H)