アイロボットジャパンは7月23日、床拭きロボットの新モデル「ブラーバジェットm6」(Braava jet m6)を発表した。7月26日より全国の認定販売や同社オンラインストアで販売を開始する。税別価格は6万9880円
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特徴は、ブラーバシリーズとしては初となるカメラと自動充電・自動再開、Wi-FIの機能を搭載している点。内蔵カメラにより、掃除ロボットのルンバi7(Roomba i7)シリーズと同様に室内の自動マッピングが可能になる。自動充電・自動再開機能により、内蔵バッテリー容量が低下すると自動的にホームベース(充電器)に戻り、充電完了後に拭き掃除を自動で再開できる。IEEE802.11nのWi-Fiにも対応しているので、専用のスマートフォンアプリ「iRobot HOME」アプリを使うことで外出先からのリモートコントロールも可能だ。さらに、GoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応しており、スマートスピーカーやスマーフォンに話かけるだけで拭き掃除の開始、終了を指示できる。
注目は、ルンバi7シリーズとの協調動作を可能にする「Imprintリンク」機能の搭載。ルンバでの掃除が終わると自動的にブラーバが起動することで、フローリングでは散りやホコリ、ペットの毛などをルンバで掃除したあとに、仕上げとして水拭き掃除が可能になる。なおルンバi7+はクリーンベースと呼ばれる自動ゴミ収集機が充電ステーションと一体化しており、ルンバが収集したゴミをクリーンベース側に移してくれる。クリーベースの容量はルンバのダスト容器30杯ぶんで、専用の袋に収集されるので手間なく捨てられる。ルンバi7は税別9万9880円、ルンバi7+は税別12万9880円、ルンバi7+は税別14万0270円。なおルンバi7+については税別月額3800円で利用できるサブスクリプションプラン(Robot Smart Plan)も用意されている。
なお現時点でImprintリンクに対応しているのは、ブラーバジェットm6とルンバi7シリーズのみだが、2019年末までにはソフトウェアアップデートにより、ルンバ900シリーズでも利用可能になる。
そのほかの機能としては、侵入禁止区域を設定できるバーチャルウォール機能、スケジュール機能、掃除モードのカスタマイズ機能などがある。
また今夏にはブラーバジェットm6とルンバi7シリーズに向け、アプリ上で侵入禁止エリアを設定できる機能をにソフトウェアアップデートで提供する予定だ。