JR東日本スタートアップが新潟市でMaaSと日本酒の実証実験をスタート

JR東日本スタートアップは1月9日、新潟市と共同でスタートアップ企業と連携した2つの実証実験を開始することを発表した。同社は、JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するコーポレートベンチャーキャピタル。

今回、新潟で実証実験を予定しているのは、タクシーやシャトルの相乗りサービスを運営するNearMe(ニアミー)、AIによる日本酒レコメンドサービスを展開するMIRAI SAKE COMPANYの2社。後者は、JR大宮駅の西口広場で期間限定で開設された「STARTUP_STATION」にも出展したスタートアップだ。

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NearMeでは、新潟市内で観光タクシーの相乗りマッチングサービス「新潟トラベルシャトル」を提供。その名のとおり、観光タクシーを事前予約して相乗りすることで料金を抑えられるメリットがある。同社の「nearMe.」アプリで培った相乗りの乗車時や降車時、目的地までの最適なルート検索技術が活用される。実施期間は1月18日から3月末までを予定。送迎場所は、新潟駅南口、新潟市内の各種宿泊施設となる。

MIRAI SAKE COMPANYは、10種類の日本酒をのみ比べてAIによる味覚判定を実施し、個人に最適化された日本酒の銘柄や飲食店、酒販店を提案する観光拠点として「日本酒観光案内バー」(SAKE TOURIST INFORMATION BAR)を開設。独自のアルゴリズムにより12種類の日本酒味覚タイプに分類し、判定結果で提案された日本酒の飲める場所を巡る新潟駅近郊のラリーも提案してくれる。新潟駅周辺地域の飲食店・酒販店の回遊を促し、活性化を狙う。実施期間は2月14日~3月15日で、実施場所はJR新潟駅構内CoCoLo新潟西N+ TABI BAR & CAFE/km-0 niigata lab内。

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TechCrunch Japan

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