LenovoのSmart Clock Essentialはデザイン的にはあまりスマートではない

Lenovo(レノボ)のSmart Clock Essential(スマートクロック・エッセンシャル)はスマートディスプレイの境界線をあいまいにする製品だ。美的感覚を別にして、この新製品は同社の第1世代Smart Clockよりも、時計付きのEcho Dot(エコー・ドット)との共通点の方が多い。実際、50ドル(約5300円)という価格はAmazon(アマゾン)のEcho Dotより10ドル(約1060円)安い。

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いうなればこのEssentialは、Google Assistantスマートスピーカーにデジタルディスプレイをつけたものだ。これには近年何が「Essential」(必要不可欠)なのかを考えさせられる。時刻と天気が表示されるが、このフォームファクターから期待するようなタッチ操作は用意されていない。それでもアラーム設定に使用するボタンはあり、「物にぶつからずに歩くための内蔵ライト」がある。十分結構。

画像クレジット:Lenovo

しかし、結局のところNest HubよりもGoogle Home Miniに近い。そしてHome Miniと同じく、たくさん買って家のあちこちにおけるように価格になってている。3Wのスピーカーは、音楽を聴くよりもアラーム音向けに作られているが、他のGoogle Assistantスピーカーと同じく、グループの一部としてペアリングできる。そうそう、初代のSmart Clockと同じく、USBポートがついているので寝ている間に端末を充電できる。

正直なところ、50ドルという価格が最大の売りだが、音声認識デバイスがキッチンカウンターやベッドサイドテーブルのスペースをますます専有するようになる中、Lenovoのようなハードウェアメーカーがフォームファクターでちょっとした遊び心を見せるのは良いことだ。初代のSmart Clockをテストした私としては、Lenovoのこの新製品以上の機能をベッドのそばに置きたいか置く必要があるか正直わからない。

発売は9月中の予定。これをスマートディスプレイとは呼ばないで欲しい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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