Lyftは、Fidelity Management & Research社主導のシリーズIラウンドで6億ドルの資金を調達し、調達後の企業価値は151億ドルになった。企業価値は過去14カ月で2倍超になっている。
今回の資金調達にはSenator Investment Group LPが加わっている。Fidelityはこのライドシェアリングの会社に8億ドル超もの資金を注入していて、これによりFidelityはLyftへの最大の出資者のひとつとなった。
Lyftはこの18カ月、米国内での積極的なマーケット拡大とカナダ進出、そして自動運転の開発に資金を使ってきた。Lyftはこうした取り組みによりーこの間、ライバルのUberには重大な過失があったー米国でのマーケットシェアを35%に押し上げることに成功した。2017年1月の米国でのシェアは22%にとどまっていた。
もちろん、事業拡大にはコストがかかる。ゆえにLyftは昨年、出資してもいいという投資者を探していた。Lyftは今回の6億ドルを含め、2017年4月以来、一次資本を29億ドル調達した。
当初からの資金調達は累計で51億ドルとなる。前回のラウンドでの投資者はAllianceBernstein、Baillie Gifford、KKR、Janus CapitalG、楽天、オンタリオ州教職員年金プランとなっている。
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(翻訳:Mizoguchi)