LyftとAmtrakは、Amtrakアプリユーザーがモバイルから直接旅行の予約ができるように、パートナーシップを組む。Lyft配車要求機能は、旅行者たちが旅の最初と最後の部分をアレンジできるようにデザインされていて、今回の提携により新しいLyftユーザーたちには最初の4回の乗車に5ドルのクレジットが供与される。
これはLyftが1週間のうちに発表した、自身の隣接領域で活動している主要プレーヤーとのパートナーシップを示すもう1つの例だ。他に発表されているものにはリゾートにおけるディズニーとの提携、そして途中立ち寄りを許すTaco Bellとの提携がある。
Lyftはそのエコシステムの成長を加速している。ライバルのUberが内部問題に苦しみ、経営陣の大幅な入れ替わりに対処している隙を突く形だ。このAmtrakとのパートナーシップは、他のトランジットプロバイダーとも共有できるモデルとしての可能性を秘めている。都市交通の改善に対しては、整備された長距離の大量輸送アーキテクチャが肝であり、これと(自宅から駅、駅から目的地などの)ファースト並びにラストマイルの提供はうまく組みわせることができる。
新しいAmtrak/Lyftのパートナーシップは今日(米国時間8月1日)から発効する。Lyftの新規ユーザーはキャンペンコード”AMTRAKLYFT”を使用すれば、最初の4回の乗車で5ドルのディスカウントを得ることができる。Lyftによれば、これによりAmtrakの乗客の97%にリーチすることが可能になるため、多くの新規ユーザー獲得の機会だと捉えているということだ。
FordのChariotをはじめとする他の企業は、ビジネスチャンスとしてのファースト並びにラストマイルを模索中だ。そしてより多くのスタートアップ、自動車メーカー、そして他の運輸会社の興味を、この先引き付けることになるだろう。
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(翻訳:Sako)