日本の水道橋重工業の巨大ロボットとの対戦に向けてシード資金の調達に成功したMegaBotsチームが、開発の現状を詳しく紹介するビデオの第一弾を公開した。
ここには過酷なテストや既存モデルが激しく転倒する様子などが収められている。全体で7分半ほどで、Megtesチームが戦闘で乗員を保護するメカニズムを開発するためにロボットに激しい打撃を与えているところが見られる。武器もモジュール式になり、バリエーションが増えた。威力も恐るべきものになる…かもしれない。
今朝(米国時間10/12)発表されたプレスリリースでMegaBotsは「既存モデルに対して実施されたほぼすべてのテストで乗員は死亡ないし重傷を負うような衝撃を受けるはずであることが判明した」と述べている。
アメリカの国旗デザインのド派手な衣装で9月のTechCrunch Disruptに登場した開発チームだが、アメリカ・チームは日本チームとの対戦を非常に真剣に考えている。高さ4.5メートルのロボットが転倒し、その衝撃で乗員が死亡するというのはなんとしても避けねばならない事態だ。
そこで、MegaBotsのウェブ・ビデオ・シリーズのテーマはまったく新しいロボット、Mk. IIIの製作となっている。最新の映像を見た限りではMk Ⅲの戦闘準備は相当に進んできたようだ。新モデルにはF1やNASCARににヒントを得たというロールケージが備えられ乗員を保護している。
MegaBotsではDARPAのロボティクス・コンテストの2位入賞者と協力して新しいロボット操縦システムを開発している。モジュラー式のアームに脱着できるガン、ドリル、チェーンソーなど『キャプテン・スーパーマーケット』的な武器も公開された。最終的にこのロボットは重量10トン(前モデルの約4倍)、最高速度は時速16キロ、製作費用は250万ドル程度になる見込みだ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)