Netflixがノーフォーク州立大学とのバーチャルHBCUブートキャンプを開始、テック業界への露出を増やす

Netflix(ネットフリックス)が学校に戻ろうとしている(Netflixリリース)。

Netflixは同社のシニアソフトウェアエンジニアの母校であるノーフォーク州立大学とオンライン教育プラットフォームの2Uと協力して、学生がテクノロジー業界に触れるためのバーチャルブートキャンプを行おうとしている。

米国時間10月22日より、Netflixは2021年1月から始まる16週間のトレーニングプログラムに参加する130人の学生の登録を開始する。

このプログラムはJavaエンジニアリング、UX / UIデザイン、データサイエンスの3つのコースに分けられる。Netflixによると、同社の専門家が2Uと協力して各コースを設計し、すべてのコースはノーフォーク州立大学の教員が主導し、テクノロジー業界からのゲスト講師を起用するという。

同社のデータサイエンス、エンジニアリング、デザインチームのメンバーは、ノーフォーク州立大学の卒業生であるMichael Chase(マイケル・チェイス)氏を含め、メンターとして働くことになる。

Netflixはプログラムに参加する学生の費用を負担し、ブートキャンプを修了した学生にはコースの単位が与えられると述べた。

NetflixのInclusion Recruiting Programs担当ディレクターのKabi Gishuru(カビ・ギシュル)氏は声明で、「参加者が業界に関連するスキルを身につけ、現在の従業員と価値ある長期的な関係を築くことが目標です」と述べている。「メンバーのために最高のサービスを構築するために投資を続ける中で、それをサポートする最高のチームにも投資したいと考えています。すべての需要を受け入れるスペースを業界に作ることは、それをより強固なものにします」。

カテゴリー:EdTech
タグ:Netflix

画像クレジット:Ernesto S. Ruscio/Getty Images / Getty Images

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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