アスリートにとって自分の家のようなブランドNikeが、オープンソースのソフトウェアを立ちあげてプログラマーの仲間入りをしようとしている。
先週Nikeは、3つのオープンソースプロジェクトをGitHubに載せた: JSONをパースするフレームワーク、Javaのための分散トレーシングのソリューション、そしてSwiftで書かれた軽量ロギングライブラリだ。GitHub上の同社のサイトに使われているコードも、オープンソースした。
一般企業がオープンソースを試みるのはクールだが、テクノロジーの世界で本格的な強い印象を与えるのは難しい。にもかかわらず、このところ多くのノンテク企業がオープンソースのプロジェクトをリリースしている。Walmart Labs, Target, Best Buy, それにNikeのライバルAdidasまでも、GitHubのアカウントでプロジェクトをシェアしている。
一般企業がオープンソースのコンテンツをポストする動機の一つは、ブランドイメージの向上だ。今はどこでも、優秀な技術者を獲得するのが難しいから、彼らから見て良さそうなブランドイメージを身にまとおうとする。GitHub上にいろいろコードがあれば、就活している技術者もその企業に良い印象を持つだろう。
ねらいや目的が何であれ、NikeやWalmartなどはかなり前からテクノロジー企業‘らしさ’を見せつけている。Apple AppStoreにはNike作のiPhoneアプリが10、iPadアプリが2ある。Nike FuelのAPIのための、デベロッパー向けサイトもある。WalmartにはiPhoneアプリが3つあり、カタログのAPIを公開している。
今Nikeにコメントを求めているので、得られ次第この記事をアップデートしよう。