NikeとZeissがオリンピック選手のために作った1200ドルのサングラス

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ぼくは最近、Warby Parkerのサングラスを175ドルで買った。自慢してるわけではない。歳(とし)のせいか視界がぼけることがあるし、夏は陽の光がつらいからだ。でも、今では、せっかく買ったものを無駄にしたくないので、家の中でも、夜でも、そのサングラスをしている。カナダのシンガーソングライターCorey Hartの、あの独創的な1984年のヒット曲への、オマージュだな。

個人的には、ターミネーターに変身できないサングラスに1200ドル払う気はないが、でもNike Wingのターゲットは明らかに、ぼくみたいな人間ではない。まず第一に、ぼくはオリンピックの出場選手ではない。それどころか、今年のオリンピックは見るひまがないかもしれない。

しかし、われわれの中のワールドクラスのアスリートのためにNikeは、光学系のエキスパートZeissと組んで立派な日よけ眼鏡を作った。なぜそれが1200ドルもするのかを説明する大げさなビデオが二つあるが、要するにそれは、人体の解剖学的特性に合わせて一体成型したレンズで、それが着用者の顔を覆い、シリコン製のストラップが頭部を固定する。

重要なアドバンテージが二つある。ひとつは重さ…秤(はかり)の針は26グラムで止まる。もうひとつは、鼻や耳にかかる圧力がなくて、しっかりフィットすること。また、風圧をもろに受けないから、スピードが何よりもだいじな職業の人たちには、嬉しいだろう。

出典: Wired

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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