昨日の記事でNintendoのファンは驚いただろう。Nikkeiによると、Nintendoは同社のゲームをデモするAndroidとiOSアプリを準備している、となっていた。Marioなどのゲーム本体がスマートフォンに移植されるわけではないが、何か大きなことの始まりを予感させた。でも、それは誤報だった。リンクはiPhoneに来ない。Nintendoはどうやら、過去に生きることに満足しているようだ。
同社はEngadgetに声明を寄せて、Nikkeiの記事を断固否定した。
“Nikkeiの記事にある情報は過去の記者会見でMr Iwataが述べたもので、そこにはスマートデバイスを利用して弊社製品をプロモートするという、Nintendoの意向に関連する言明が含まれている。
しかしながら、そのような過去の発表においてもMr Iwataは、NintendoのねらいはNintendoのソフトウェアをスマートデバイス上で可利用にすることではない、とも言明している。したがって弊社は、スマートフォンデバイス上にミニゲームを提供する計画はないことを、ここにあらためて確認する”。
Nintendoは、言うことがころころ変わる。つい先週には、同社は、Wii Uが不調で売上予測を当初の70%切り詰めて280万台とする、と確認した。また3DSの売上予測を当初の180万台から135万台に下方修正した。
それでもなおNintendoは、スマートフォン無視を貫くようだ。デスクトップコンピュータ以来の、コンピューティングの最大のシフトが起きているというのに。この世界では、守りの姿勢は消滅への道に等しい。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))