BBCの報道によると、NVIDIA(エヌビディア)がFortnite(フォートナイト)をiPhoneとiPadに復活させるようだ。
報道によると、NVIDIAはSafari上で動作するGeForceのクラウドゲームサービス向けのバージョンを開発したとしている。
今回の開発により、FortniteのゲーマーはNVIDIAが運営するサーバーでEpic Gamesのタイトルをプレイできるようになる。はっきりしないのは、このクラウドゲーミングサービスがゲームプレイに大きな遅延をもたらすかどうかだ。遅延はゲームプレイに影響を与える可能性がある。
Epic GamesのFortniteの新バージョンは、同社がゲーム内での支払いに関するApple(アップル)のルールを回避したため、iOSプラットフォームでは現在はダウンロードできなくなっている。
Epic Gamesとアップルは収益とルールに関して対立している。同社はゲーム内マーケットプレイスを開発しており、アップルが同社のプラットフォームを通じて行う取引に課す30%の手数料の対象となっていなかった。
この戦略はアップルの利用規約に明らかに違反しているが、Epic Gamesはルール自体が不公正であり、アップルが同社のプラットフォーム上でアプリケーションの配信を独占的に支配している一例だと主張している。
現在進行中の法的紛争は2021年5月まで内容を知ることはできず、また訴訟が解決するまでには何年もかかる可能性がある。
BBCによると、これによりほぼ1億1600万人のiOS版Fortniteプレーヤー、特にアップル製品しか使わない7300万人のプレーヤーにとって、面倒な事態となっている。
Androidとは異なり、アップルは自社以外のアプリストア経由でゲームやその他のアプリをスマートフォンやタブレットにインストールすることを許可していない。
NVIDIAはすでに MacやWindows、Android、Chromebook向けにGeForceのゲームサービスを提供しているが、BBCの報道によると、新バージョンはアップルのモバイルデバイスでも利用できるようになるという。
これが実現すれば、NVIDIAのクラウドゲーミングサービスはiOSプラットフォームをサポートする唯一のサービスとなる。Amazon(アマゾン)のクラウドゲーミングプラットフォームであるLunaも、Google(グーグル)のサービスStadiaも、Fortniteを取り扱っていない。
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カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:Fortnite、Apple、iOS
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)