Computexの前日に台北にて開催された記者会見で、Nvidia(エヌビディア)はRTXグラフィックスプロセッサを搭載した新型ラップトップと、グラフィックのレンダリングやその他のタスクを高速化させるSDKとドライバによるソフトウェアプラットホーム「Studio」を発表した。
このユニットは動画エディターやフォトグラファー、グラフィックデザイナーなどのクリエイティブのプロフェッショナルを対象とし、またMacBook Proに対抗するものだ。
このシリーズには、Acer(エイサー)やASUS(エイスース)、Dell(デル)、Gigabyte(ギガバイト)、HP、MSI、Razer(レイザー)といった17社のNvidiaの製造パートナーが製造するラップトップが含まれる。価格は1599ドル(約18万円)からで、6月に販売が開始される。
17機種のラップトップにはGPUとしてQuadro RTX 5000/4000/3000や、GeForce RTX 2080/2070/2060が搭載される。Nvidiaによれば、その性能はMacBook Proの最大7倍にも達するという。Quadro RTX 5000搭載モデルは16GBのグラフィックスメモリを搭載し、いくつかのデバイスでは4KディスプレイとNvidiaの薄型軽量ラップトップ技術「Max-Q」にも対応する。
また、Studioはビデオのカラーマッチングや画像のタグ付けを自動化するAIプラットフォーム「CUDA-X」が含まれている。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)