OperaがOpera SoftwareからただのOperaに、ロゴも一新…多面的なインターネット企業への変身を象徴

Opera Softwareという会社は、もはや存在しない。同社は今日(米国時間9/21)、新しいロゴとブランド名によるブランド変更を発表した。新しいブランド名/社名は、単純に”Opera”になる。

発表の中で同社は、Opera Softwareはソフトウェアのベンダとしてスタートしたかもしれないが、今では多様なプロダクトを提供しており、そのことを反映する新しいブランドが必要と感じた、と言っている。同社の広告事業Opera Mediaworksは毎月8億の人びとに到達している。同社のアプリケーション/アプリは、サポートしている全プラットホームを合わせて3億5000万のユーザに到達している。同社はさらに最近、モバイルアプリの有料会員制発見サービスBemobiと、VPNサービスのSurfEasyを買収した

発表声明の中ではさらに、“今日のOperaは優れた体験をオンラインで提供するインターネット企業であり、従来のような‘ソフトウェア企業’ではない”、と述べている。

同社によると、3Dの“O”のロゴは、ユーザをさらに多くのコンテンツと、さらに多くの発見と、さらに多くの答えと、さらに多くのコミュニティと、さらに多くの楽しみと、さらに多くのデータと、さらに充実した人生への入り口を表す。マーケターにしか言えないようなセリフだが、デザインはたしかにモダンだね。

このロゴによる最初の製品は、Opera Mini for iOSだ。そのほかのプロダクトも、近く続く。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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