Opera MiniがMicrosoftのフィーチャーフォンのデフォルトのブラウザになる(生産終了まで)

Opera SoftwareMicrosoftのパートナーシップにより、MicrosoftのフィーチャーフォンとAshaシリーズにはOpera Miniがデフォルトのブラウザとしてプレインストールされる。

対象となるのは、Series 30+、Series 40、およびAshaのソフトウェアプラットホームをベースとする機種だが、Microsoftはこれらの機種の生産を2015年までしか行わないと言っているからOperaにとって大きな商機ではない。Microsoftが4月に72億ドルで買収したNokiaのモバイル部門は、その従業員の約2/3、18000名がすでに解雇された。

これまでのデフォルトブラウザXpressが載ってる携帯を持ってるユーザは、Opera Miniへのアップグレードを指示される。

Opera Miniは、Opera Softwareのモバイルブラウザで、同社によると現在のユーザ数は約2億5000万、うち1億あまりがAndroidスマートフォンのユーザだ。

Microsoftで、携帯電話というレガシービジネスを率いているRich Bernardoは、こう言っている: “今後もクラシック機とフィーチャーフォンとAshaの販売とサポートは続ける。Ashaは新たなモバイル体験を低価格で得たいと望む数百万のユーザに、有意義にご利用いただいている。Operaとの契約によりXpressからOpera Miniへ移行することになり、それによってOperaがわれわれのサービスの継続性を可能にした形になる”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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