PayPalが堅調な第3四半期を報告、総支払額は25%増加

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PayPalが本日(米国時間10月23日)第3四半期の結果を公表した。総支払額の増加により、アナリストたちの予想をわずかに上回るものとなった。

この四半期の売上高は、前年比19%増の43億8000万ドル(約4760億円)となった。米国会計基準(GAAP)に基く純利益は1株当たり39セント(約42.4円)、計4億6200万ドル(約502億円)で、前年比7%増加している。非GAAPベースで見た時の純利益は1株当たり61セント(約66.3円)で、5%増加している。

これらの数値には、MercadoLibreおよびUberへの戦略的投資による悪影響が含まれている。もしそれがなければ、GAAPによる純利益は48%増の1株当たり54セント(約58.7円)となり、非GAAP純利益は31%増の1株当たり76セント(約82.6円)となっていた。

PayPalは第3四半期にアクティブアカウントが980万増加し、総計では16%増の2億9500万になった。総支払額(TPV)は25%増加して1790億ドル(約19兆4573億円)である。なおVenmo(PayPalが所有するP2Pモバイル決済サービス)のこの四半期におけるTPVは270億ドル(約2兆9347億円)以上を処理し、64%の増加となった。

通年の業績については、1株当たりの収益が177億ドル(約1兆9237億円)から177億6000万ドル(約1兆9302億円)の間になることが期待されることから、1株当たりの利益は3.06ドル(約332.6円)から3.08(約334.8円)ドルになると、PayPalは予想している。

9月には、PayPalはGoPay(Guofubao)の株式の70%を取得すると発表した。この取引は第4四半期中に完了する予定である。このことによってPayPalは、将来の成長に向けた重要な潜在的推進力である中国で、オンライン決済サービスを提供する認可を受けた最初の外国決済会社となる。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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