古いLite-Briteを引っぱりだしてきて明るさを最大にする。Bluetoothを付けて、アニメーションをサポートして、スマートフォン経由で絵を描けるようにする。何ができるかって? それはPIXELのようなもの。
(その名もふさわしい)PIXELは、ピクセルアートを見せることに特化したディスプレイだ。ピクセルアート・フォトフレーム、と言ってもよい。
ソニック・ザ・ヘッジホッグがマントの上で足踏みしているアニメのループ? もちろん!あなたの家の風呂場から無限に出てくるマリオの行列? OK! パックマンに時間いっぱいワカワカ言いながら画面中を走らせたい? 当然。
画像を変えたい時はスマートフォンのアプリを立ち上げて描き直せばよい。少し複雑なこと ― アニメーション等 ― をやりたい時は、好きな編集アプリでデザインしてからUSBかBluetoothでPIXELに転送する。静止画ならPNG、アニメーションならGIFフォーマットで。
PIXELは、Kickstarterでこれまでに2万ドルを集めている。目標はその半分だった。実をいうとこれはこの製品のバージョン2で、2013年初めに、わずかに美しさで劣るバージョンで5万ドルを調達している。
残り少ない早割を確保できれば、完成版PIXELが260ドルで手に入る。その後は300ドルになる。あるいは、220ドルのDIYキット版で多少節約することもできるが、ハンダ付け等が必要なのでよく考えること。
もし2週間前に、ピクセルアートフォトフレームが欲しいか尋ねられていたら、こう答えていただろう。「何だそのピクセルアートフォトフレームって?」
2週間後、私は今〈どの〉ピクセルアートフォトフレームにしようか迷っている。
つい先週、Darrell[Etherington]がGame Frameを紹介した。驚くほどよく似たコンセプトの製品で、Kickstarterキャンペーンを3週間残した時点で6万ドルを集めた。
PIXELとGame Frameは多くの点で類似しているが、それぞれ独自の強味を持っている。Game Frameには、広く愛されているピクセル・アーティストのeBoyによるアートが付いてくるのに対して、PIXELには10人のアーティストによるアートが付いている。PIXELの方が解像度が高いが(1024ピクセル対256ピクセル)、Game Frameは巧みな光学的ワザを使って個々のLEDを大きくて均一に光る正方形のピクセルに見せている。結果的にそれぞれ全く異なる独自のビジュアルスタイルを作り上げている。
どちらもいらないか、両方欲しいか。うん、私は両方欲しい。
(上のリンクを逃がした人のために、PIXELのKickstarterキャンペーンはここにある)
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)