Reserve-hackerは、営業マンや個人事業主の予約管理をカンタンにする

Googleカレンダーと連携し、まだ予定の入っていない時間帯に効率的に予定を入れることができるスケジュール調整ツール「Cu-hacker(クウハッカー)」。仕事でGoogleカレンダーを利用している人には非常に便利なサービスだったりする(しかも無料だ)。

そんなCu-hackerを提供するジェネストリームが、新サービス「Reserve-hacker」を公開した。

ジェネストリームによると、このサービスは「空き時間をシェアすることで、営業マンや個人事業主の調整・予約管理の手間がゼロになるカレンダー」なのだとか。

Cu-hacker同様にGoogleカレンダーと連携しているのだけれども、Googleアカウントでサービスにログインするだけで、空き時間だけを表示できるユーザー専用の「予約ページ」のURLが作成される。その予約ページ上で顧客などが空き時間を確認し、予約を入れることができ、そのまま顧客管理が可能になる。

ジェネストリームでは、「外出が多く調整が負担になっている売れっ子営業マン」「ブログやSNSで集客を行っているコンサルタント」「マンツーマンで指導を行っているパーソナルトレーナー」などなどに向けたサービスだとしている。スタートアップが手がける予約管理サービスとしては、クービックの「Coubic (クービック)」なんかもあるけれども、より小規模な(というか個人か)ユーザーをターゲットにしているようだ。

じゃあCu-hackerとReserve-hackerは一体どう差別化していくのだろうと思ったのだけれども、ジェネストリーム代表の秋貞雄大氏によると、Cu-hackerはあくまで「自分が日時を決める」という概念のサービスであり、今回提供を開始するReserve-hackerは「相手が日時を決める」というものなのだそうだ。

ジェネストリームでは、ビジネスマッチング事業者との提携を進めてサービスの普及を目指するとのこと。まず第1弾として、スポットコンサルティングサービス「ビザスク」を手がけるビザスクとの連携を行うとしている。


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TechCrunch Japan

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