Ring(リング)の最新製品における目玉は間違いなく価格だ。60ドル(約6250円)という価格は、スタンダードモデルのVideo Doorbellよりも40ドル(約4160円)安い。Eliteは価格は大幅に上がり、350ドル(約3万6440円)となっている。
おそらくRingは、スマートホーム製品における低価格競争のプレッシャーを感じているのだろう。特にWyzeは、30ドル(約3120円)のスマートドアベルを他の多くの製品とともに2020円9月にローンチした。記事執筆時点では、製品はまだ 「予約」 として表示されている。
Wyzeのデバイスは2021年1月に発売される予定だったが、2月に延期された。Ring Video Doorbell Wiredも2021年2月24日に出荷予定だ。その名前が示すように、新製品はハードワイヤード(有線)でのみ利用可能だ。他の標準機能としてはナイトビジョン付きの1080pビデオカメラ、通知を出すモーションゾーン、ノイズキャンセリング内蔵の双方向オーディオが含まれている。これは同社でも最小のスマートドアベル製品となる。
Amazon(アマゾン)傘下のRingには、トラブルがないわけではない。2021年1月初めには、Neighborsアプリを使用する人の住所や自宅の住所が明らかになるというセキュリティ上の欠陥を、米TechCrunchが指摘している。また、法執行機関との提携への意欲にも多くの懸念があり、多くの市民権団体が2019年に公開書簡を提出した。2021年初め、Ringはついにユーザーのオプトインを必要とするエンド・ツー・エンドの暗号化を可能にした。
この新しいスマートドアベルは、当然のことながらAmazonから販売され、3月下旬まではHome Depotの店頭で独占的に販売される予定だ。
カテゴリー:ハードウェア
タグ:Ring、スマートホーム
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)