Galaxy Note 7は、アメリカはもちろん、他の国でも飛行機内に持ち込むことが禁止されている。そこで、Galaxy Note 7を保有しながらまだ交換するタイミングを見いだせないでいた人(および交換を拒否していた人)は、飛行機を利用する際に大きな迷惑を被ることとなった。そこでSamsungは空港に交換スポットを用意して、Galaxy Note 7利用者の機種変更を行えるようにすることになった。ハードウェアの交換と同時に、データの移行も行なってくれるらしい。
空港に交換スポットを用意するというのは、未だにNote 7を利用し続けている人が全世界合計で100万人ほどもいる中、なかなか良いアイデアのように思える。Note 7を機内に持込むのは、離陸前に座席をリクライニングさせたりするような小さな「ミス」で済まされるような話ではない。罰金や、あるいは収監の可能性すらある行為となっているのだ。
空港内の交換スポットは、まずオーストラリアで実現されている。ウェブサイトにて場所や方法の告知を行なっている。またサンフランシスコ国際空港でも対抗を行う旨のツイートがあった。
Samsungはデータ移行も行うことで、利用者に交換を強く促したい考えだ。データなどをクラウドで管理してない場合、空港に到着してから新しいデバイス気に切替えるなどということは一般の利用者にとって非常に難しく、そうした利用者にも最小限の負担でデバイス変更を行なってもらいたいと考えているわけだ。
Via The Verge
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(翻訳:Maeda, H)