ビデオの画質がアップすればファイルサイズもさらに大きくなる。幸いなことにフラッシュ・メモリーの容量も拡大を続けてきた。今日(米国時間9/20)、SanDiskが発表した新しいSDXCカードは1TBの容量がある。このカードをカメラに挿しておけば、当分はメモリー容量の心配をする必要がなさそうだ。
1TBカードはまだプロトタイプ段階なので価格や出荷時期は不明だ。現在SanDiskは512GB版のカードを800ドルで販売しているから、1TB版も製品価格は安くはないだろう。しかしこのカードは大半の家庭用パソコンのデフォールトのメモリよりはるかに大容量だ。高価格もやむを得ない。
私の 5K iMacのディスクは256GBしかないので1TBのメモリーカードといわれても実感が湧きにくい。一方でキヤノンEOS 6Dデジタル一眼レフに挿した256GBカードをいっぱいにするには私は3年かかった。これはDisruptカンファンレンス、製品レビュー、その他ありとあらゆる仕事に使いまくっての話だ。普通のアマチュア・フォトグラファーの場合、記憶媒体の管理がどんなにデタラメであっても、1TBのディスクを使い切るには一生あっても足りないだろう。
〔日本版〕SanDiskの512GBカードの日本での実売例。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)